ソーシャルビジネス支援資金の概要

ソーシャルビジネス支援資金について概要説明です。

ソーシャルビジネスとは一般的には
社会問題解決を目的とした事業で、その領域は貧困や差別、環境問題など、多岐にわたります。
最大の特徴は、寄付金などの外部資金に頼らず自社で事業収益を上げることで継続的な社会支援を可能にしている点です。
なのに融資が政府から出る事に若干の矛盾を感じますが、
ソーシャルビジネスでは、一般の企業のように営利を前面に出した事業であることは少なく、資金調達が困難であるという背景がある為、政府によって支援する意義があると言えますね。

本支援金の対象者は、

・NPO法人
・NPO法人以外であって、次の(1)または(2)に該当する方
(1)保育サービス事業、介護サービス事業等(注1)を営む方
(2)社会的課題の解決を目的とする事業(注2)を営む方


(出典:日本政策金融公庫ホームページ、ソーシャルビジネス支援、What’sソーシャルビジネス

融資限度額は担保ありで7,200万円(うち運転資金4,800万円)
担保なしでも融資を受けられる場合があります。

返済期間も他の企業活力強化貸付と同じく
設備資金 20年以内<うち据置期間2年以内>
運転資金 7年以内<うち据置期間2年以内>
です。
利率は保育サービス事業、介護サービス事業等を営む方の場合他より有利な利率となっています。

この融資を受けられるのは
「NPO法人」または「社会的課題の解決を目的とする事業を営む方」のみですが
逆に該当する場合は、日本政策金融公庫が積極的に支援をしていることから、比較的融資を受けられやすい
と言えるかも知れません。

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